千福寺から皆様へお知らせ
お寺の彼岸花は美しく咲き、中秋の満月も美しい姿を見せてくれ、すべてを包み込む仏様がご先祖様や私たちを見守ってくれているようです。
私たちはコロナ禍等の困難の中にいますが、仏様が「大丈夫、大丈夫」と包み込んで下さっているようです。それを感じられるのも、ほっと一息いて「秋のお彼岸がきたなあ」とご先祖様に感謝の思いをはぜる貴方がいて、自然に感謝する心を持つ貴方がいらっしゃるからだと思います。
今年の秋彼岸会は、皆様が一緒に手を合わせて下さっている姿を思い描き、彼岸花に囲まれて各家先祖代々諸精霊様の総供養を厳修させて頂きました。来年はお目にかかれますことを願っています。
そんな私たちにくださったお大師さまからのおことばを紹介します。
「心暗きときは遭うこ所悉く禍なり
眼明るければ途に触れて皆宝なり」
〈意訳〉
困難に直面して嘆くのではなく、当たり前だと思っていたことに感謝するときです。
食べること、寝ること、息をすること、話すこと、見ること・・・・人間の営みは気がつけば感謝で包まれています。これ以上願うものがないほどに恵まれています。
どうぞ心穏やかにお過ごし下さい。 合掌
檀家条件無し・宗旨宗派関係なくどなたさまでもお問合せください。