千福寺から皆様へお知らせ
令和4年9月23日に秋彼岸会を厳修致しました。
雨で足元の悪い中、40人余りの多くの方がお参りしてくださいました。
毎年どんなに暑くても、雨が少なくても秋彼岸中日(23日)には満開になる彼岸花ですが、どうしたことか今年は23日にはチラホラとしか咲かず、寂しい思いがしましたが、頑張って咲いてくれている花に「咲いてくれてありがとう」と感謝の思いでいっぱいになり、愛おしさを感じました。約一週間遅れの今日、お寺の境内の彼岸花が満開を迎えています。
住職の法話より
『あらゆるもののなかで先立つものは心である。あらゆるものは心を主とし、心によって作り出される。』(発句経より)
私たちは病気になったら健康が大事だ、
お金が無いとお金が大事だと思います。
しかし全てをつくるのは心です。
心が全ての創造者です。物事は無意識の心が願うとおりに運んでいきます。
心が現実をつくります。そしてその心はあまりにも動きが早いのです。
その心の変化を思いや行動から読み取って心を穏やかに納めて下さい。
「心を納めたら、安楽をもたらす」とお釈迦様は教えてくれています。
お金がなくても不自由ではあるが幸せだと感じることができる人がいれば、病気で痛くても幸せだと感じることができる人がいます。
すべてこころが決めるのです。どうぞ、何より大事な自分のこころを大事にしていただきたいと願っております。 合掌
また、コロナ禍により法要の後の音楽奉納が2年間出来ませんでしたが、漸く叶いました。
演奏してくださったのは、今年8月に開催された第五回クリスタルピアノコンクールにてアニメ「東京リベンジャーズ」の「CRY BABY」という曲でクリスタル章を受賞された、ピアニスト川上 美奈子さんです。
美奈子さんは、大学在学中にはウィーンへ留学生として派遣され、三年間海外で学ばれ、現在、ふるさと淡路島、ご先祖様のいらっしゃる親元に帰って来られ、ピアノ講師、洲本少年少女合唱団専属伴奏者として活躍中です。
気分の上がるクラシック音楽、懐かしい童謡など沢山演奏していただき、仏様も参拝者の方々にもとても喜んでいただき、良い「気」を頂きました。良きお出会いに深く感謝申し上げます。
檀家条件無し・宗旨宗派関係なくどなたさまでもお問合せください。