千福寺から皆様へお知らせ
2020.07.05
今年はコロナ禍の為、例年とは異なり、密集する日を減らすために、別日で開催しておりました「本尊愛染明王祈祷法要」と「薬師如来護摩祈祷法要」を同日に修法させて頂きました。
また、本尊愛染明王祈祷法要では、接触する事を避け、恒例の「数珠繰り(じゅずくり)」は行わず「数珠潜り(じゅずくぐり)」をして頂き、同じ功徳を頂戴しました。
皆様には十分な間隔を取って頂き、開放された空間で参拝して頂くことができました。
住職の話より・・・
コロナの『三密(密集・密接・密閉)』があるように、密なるものという意味で仏教にも大事な『三密』があります。
一つ目は身密(しんみつ):身体→他者の為に体を動かす
二つ目は口密(くみつ):言葉→嘘は言わず、感謝の気持ちを口にする
三つ目は意密(いみつ):心→プラス思考で物事を捉える
この三密を大事に実践を重ねてゆくことが真言宗の根本で修行と呼びます。色々頭で考えるだけではなく、実践することが重要です。
からだの状態や行動が正しく整うと、言葉が整い、自ずと心も整えられます。また、心が整えば、言葉も整い、からだの状態や行動も整います。三つのバランスを大事に、三密を研ぎ澄ます修行を重ねることで、仏様のように心穏やかに過ごせるという教えです。是非、三密を実践してみてください。 合掌
直原玉青画伯の襖絵「鳴門の大渦」とアマビエのコラボレーション。祈祷札・色紙をお選び頂きました。
本堂前の睡蓮の花が祈祷日に合わせたように咲きました。
檀家条件無し・宗旨宗派関係なくどなたさまでもお問合せください。